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クセ毛のメカニズム
みなさん、こんにちは!
バンケットの下薗です!
今回はくせ毛のメカニズムに
ついてお話していきたいと思います^_^
くせ毛の人は日本人もとても多いですよね。
くせ毛には色々な種類があるのを
ご存知ですか?
まずは、そのお話から。
くせ毛の種類
人それぞれに持っているクセ毛の種類や特性、
クセの強い箇所も異なっています。
また、これらの種類の異なったクセ毛が混在しているケースもあります。
フェイスラインや生え際などは毛髪が細く、
部分的にはクセが強い部分もあります。
・波状毛
大きな波状のウェーブで、やわらかい髪質に
多いです。直毛と同じように伸びたり縮れ具合いが弱いのが特徴です。
・縮毛
毛髪のタンパク質の配列が不規則な為、断毛しやすいです。
直毛と同じように伸び縮れ具合いが強いのが特徴。
・捻転毛
断面が平坦で捻れている。
直毛と同じように伸びることもあるが
一般的に数㎝程度しか伸びないのが特徴。
・連珠毛
膨らんだ部分と細い部分が交互にあり、
直毛のように伸びず数㎝程度しか伸びないのが特徴。
実はこんなに種類があるんですね。
抜けた髪などを見て自分の髪を見ると
種類が分かるかも?ですね^_^
クセ毛の特徴
クセ毛は毛根の形状に大きく影響を受けます。
毛根がすでに曲がった状態で
存在している場合は毛髪は曲がったまま伸び、ねじれたクセ毛になるのです。
また、毛髪は毛穴の形に沿って生えてくるのです。
その毛髪断面の約90%は楕円形で、正方形の
毛髪は10%程度なんです。
毛髪は乾いている時と濡れている時で
クセの状態が変わる場合があります。
僕たち美容師はお客様のくせ毛どういう状態なのかを
きちんと把握する必要があるので
そのクセ毛の種類に合わせた薬剤選定を
していくやり方をとっていきます^_^
一般的に濡れている状態でもクセが強く出る
毛髪はクセは強めの人になります。
なぜ、クセ毛になるの??
加齢が進行したり、頭皮環境が悪化すると
皮膚内部の真皮に存在する線維芽細胞の
細胞分裂が低下するため、3成分
(コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン)の
産生が低下してしまうのです。
その影響により、真皮組織の厚みが薄くなったり、
硬くなったり、シワがよったりします。
このような変化で毛根や毛穴が圧迫され歪んでしまう為、
毛髪の生え方に悪影響し、
毛髪が寝てしまったりねじれたりして
毛流れやクセの状態が変わってしまうというのです。。
改善策はあるの?
改善策としてヘッドスパでのマッサージにより
血行促進やリンパの流れを良くすることで
頭皮全体のターンオーバーを正常に活性化させることが
頭皮環境を保たれる=くせ毛の発生を抑えられる方法だと言えます☆
まとめ
クセ毛のことを詳しく書かせていただきましたが、
ちょっとわかりづらい部分もあったと思いますが
メカニズムがおわかりいただけましたか?
乾燥しやすい髪の毛は髪の水分バランスや
油分などに偏りがあったりします。
その場合には、洗い流さないトリートメントで
保湿、油分コントロールをしてあげることで
クセを緩和することも可能です。
悩みは尽きないクセ毛ですが
なんでもご相談いただけたらと思います。
梅雨前に縮毛矯正をかけられるお客様が
急増しますので、是非バンケットでも
たくさんのお客様をお待ちしてますね〜^_^